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私
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てまい
ふりがな文庫
“
私
(
てまい
)” の例文
私
(
てまい
)
がその顔の色と、
怯
(
おび
)
えた様子とてはなかったそうでございましてな。……お社前の火事見物が、
一雪崩
(
ひとなだれ
)
になって
遁
(
に
)
げ
下
(
お
)
りました。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それが危なかしく、水で揺れるように月影に見えました時、ジイと、
私
(
てまい
)
の持ちました
提灯
(
ちょうちん
)
の
蝋燭
(
ろうそく
)
が煮えまして、ぼんやり
灯
(
ひ
)
を引きます。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
森の奥から火を消すばかり冷たい風で、
大蛇
(
だいじゃ
)
がさっと追ったようで、遁げた
私
(
てまい
)
は、
野兎
(
のうさぎ
)
の飛んで落ちるように見えたということでございまして。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“私”の意味
《人称代名詞》
(わたし、わたくし)一人称。
(出典:Wiktionary)
“私”の解説
私(し、わたくし)は、仕事場などの社会的集団の中における人間の属性と対比して、一個人としての属性を示すときに用いられる言葉である。
この意味における反対語は公(こう、おおやけ)である。例えば、「私用」は仕事に関係のない行動や物品を指し、「公用」はもっぱら仕事上の行動や仕事に用いる物品を指す。
(出典:Wikipedia)
私
常用漢字
小6
部首:⽲
7画
“私”を含む語句
私等
私語
私達
私通
私生児
私共
私宅
私室
私娼
私部
私刑
私窩子
歇私的里
私娼窟
私曲
私家
私怨
私事
私淑
私方
...