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秀逸
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しゅういつ
ふりがな文庫
“
秀逸
(
しゅういつ
)” の例文
この郡山の金魚は
寛永
(
かんえい
)
年間にすでに新種を
拵
(
こしら
)
えかけていて、以後しばしば
秀逸
(
しゅういつ
)
の魚を出しかけた気配が記録によって
覗
(
うかが
)
えることである。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
「あれならお父さんも知っているさ。ふん、あの人かい?
専売局
(
せんばいきょく
)
の
嘱託
(
しょくたく
)
だろう? 安煙草の名を読み込んだ手際は
秀逸
(
しゅういつ
)
だと思って常々敬服しているよ」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「
秀逸
(
しゅういつ
)
秀逸。近ごろ
大出来
(
おおでき
)
な鹿ではある。
悦之進
(
えつのしん
)
、鹿のみやげに、いつもの
糠煎餅
(
ぬかせんべい
)
、忘れるな」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「アッハハハハ、これは
秀逸
(
しゅういつ
)
だ。実際お前は不思議な女だ。見さえすればおかしくなる。ところでしまいのもう一人は?」「他ならぬあなた様でございます」「へえどうしておれが不思議だ?」
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
甲州一の宮浅間神社に
詠進
(
えいしん
)
したる短冊の和歌「うつし植うる初瀬の花のしらゆふをかけてぞ祈る神のまにまに」も、文字こそ信玄の
真蹟
(
しんせき
)
であれ歌は主水の作なのである。この他彼の
秀逸
(
しゅういつ
)
としては
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
▼ もっと見る
「
秀逸
(
しゅういつ
)
。
観察奇警筆力犀利
(
かんさつきけいひつりょくさいり
)
、後世恐るべし」
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「ヨタの
秀逸
(
しゅういつ
)
」
負けない男
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
秀
常用漢字
中学
部首:⽲
7画
逸
常用漢字
中学
部首:⾡
11画
“秀”で始まる語句
秀
秀吉
秀衡
秀麗
秀才
秀忠
秀郷
秀真
秀調
秀次