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真蹟
ふりがな文庫
“真蹟”の読み方と例文
読み方
割合
しんせき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんせき
(逆引き)
とにかく
真蹟
(
しんせき
)
は見たのですが、——それも
私
(
わたし
)
ばかりではありません。この秋山図のことについては、
煙客先生
(
えんかくせんせい
)
(
王時敏
(
おうじびん
)
)や
廉州先生
(
れんしゅうせんせい
)
(
王鑑
(
おうかん
)
)も、それぞれ
因縁
(
いんねん
)
がおありなのです
秋山図
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
以上みなその
真蹟
(
しんせき
)
を石印に写したるもの、
希
(
ねがわ
)
くは
髣髴
(
ほうふつ
)
として、その真を失わざらん。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
甲州一の宮浅間神社に
詠進
(
えいしん
)
したる短冊の和歌「うつし植うる初瀬の花のしらゆふをかけてぞ祈る神のまにまに」も、文字こそ信玄の
真蹟
(
しんせき
)
であれ歌は主水の作なのである。この他彼の
秀逸
(
しゅういつ
)
としては
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
真蹟(しんせき)の例文をもっと
(3作品)
見る
“真蹟”の意味
《名詞》
その人が実際に書いた筆跡。真筆。
(出典:Wiktionary)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
蹟
漢検準1級
部首:⾜
18画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮
“真蹟”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
国枝史郎
芥川竜之介