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神往
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しんおう
ふりがな文庫
“
神往
(
しんおう
)” の例文
泰西
(
たいせい
)
の画家に至っては、多く眼を
具象
(
ぐしょう
)
世界に
馳
(
は
)
せて、
神往
(
しんおう
)
の
気韻
(
きいん
)
に傾倒せぬ者が大多数を占めているから、この種の筆墨に
物外
(
ぶつがい
)
の
神韻
(
しんいん
)
を伝え得るものははたして幾人あるか知らぬ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
冷々
(
ひえびえ
)
と樹海の空をめぐっている
山嵐
(
さんらん
)
の声と
一節切
(
ひとよぎり
)
の
諧音
(
かいおん
)
は、はからずも
神往
(
しんおう
)
な調和を作って、ほとんど、自然心と人霊とを、ピッタリ結びつけてしまったかのごとく澄みきっていた。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
往
常用漢字
小5
部首:⼻
8画
“神”で始まる語句
神
神々
神輿
神楽
神田
神酒
神戸
神楽坂
神仏
神主