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礼子
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れいこ
ふりがな文庫
“
礼子
(
れいこ
)” の例文
東野南次がとんで行くと、それは小綺麗なしもた家で、表札の曾我野
礼子
(
れいこ
)
というのは、幽里子の母親の未亡人で、五十二三の上品な婦人でした。
奇談クラブ〔戦後版〕:05 代作恋文
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
もう
生
(
い
)
きがいのないわたし、あなたが殺されなけりゃわたしが殺す……。こうさけんで母は
奥座敷
(
おくざしき
)
へとび
去
(
さ
)
った。……
礼子
(
れいこ
)
と
下女
(
げじょ
)
は
泣
(
な
)
き
声
(
ごえ
)
あげて
外
(
そと
)
へでた。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
ほとんど人のみさかいもないように見えた
細君
(
さいくん
)
も、
礼子
(
れいこ
)
や
下女
(
げじょ
)
や
増山
(
ますやま
)
の
家内
(
かない
)
から、いろいろなぐさめられていうがままに
床
(
とこ
)
についた。やがて
増山夫婦
(
ますやまふうふ
)
も帰った。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
涙
(
なみだ
)
もろい
西田
(
にしだ
)
は、もう目をうるおした。
礼子
(
れいこ
)
もでてきて
黙
(
だま
)
ってお
辞儀
(
じぎ
)
をする。西田はたちながら
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
礼
常用漢字
小3
部首:⽰
5画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“礼”で始まる語句
礼
礼拝
礼儀
礼讃
礼記
礼物
礼拝堂
礼心
礼奴
礼賛