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破却
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はきゃく
ふりがな文庫
“
破却
(
はきゃく
)” の例文
これも全身の姿勢に軽微な
平衡
(
へいこう
)
破却
(
はきゃく
)
が必要であったのと同じ理由から理解できる。眼については、
流眄
(
りゅうべん
)
が媚態の普通の表現である。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
これに加うるに
日々
(
にちにち
)
昔ながらの名所古蹟を
破却
(
はきゃく
)
して行く時勢の変遷は市中の散歩に無常悲哀の寂しい詩趣を帯びさせる。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
高山父子がそれを
拒
(
こば
)
み、飽くまで信長に
楯
(
たて
)
つくときは、
伴天連
(
ばてれん
)
一門の徒、すべて彼らと同意と見なし、南蛮寺の
破却
(
はきゃく
)
はもちろん、宗門
掃滅
(
そうめつ
)
、信徒宣教師の
輩
(
やから
)
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実に
根柢
(
こんてい
)
より自国の特色と伝来の文明とを
破却
(
はきゃく
)
した暴挙といわねばならぬ。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ことごとくこれを
破却
(
はきゃく
)
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
却
常用漢字
中学
部首:⼙
7画
“破”で始まる語句
破
破綻
破片
破目
破風
破壊
破落戸
破廉恥
破屋
破鐘