くだけ)” の例文
旧字:
或人あるひととふていはく、雪のかたち六出むつかどなるはまえべんありてつまびらか也。雪頽なだれは雪のかたまりならん、くだけたるかたち雪の六出むつかどなる本形ほんけいをうしなひて方形かどだつはいかん。
独楽だから鉄の心棒が斜に上へむかって居ました其証拠は錐を叩き込だ様な深い穴が凹込の真中に有ます(荻)併し頭が其心棒の穴からくだける筈だのに(大)イヤの頭は独楽の為にくだけたのでは無く其実
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)