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着馴
ふりがな文庫
“着馴”の読み方と例文
読み方
割合
きな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きな
(逆引き)
「
平生
(
ふだん
)
着馴
(
きな
)
れた
振袖
(
ふりそで
)
から、
髷
(
まげ
)
も島田に由井ヶ浜、女に化けて
美人局
(
つつもたせ
)
……。ねえ坊ちゃん。梅之助が一番でしょう」
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
ほおのあたりにおのずから愛敬ありて。人の愛をひく
風情
(
ふぜい
)
。
頭
(
かしら
)
にかざしたるそうびの花もはじぬべし。腹部はさのみほそからねども。洋服は
着馴
(
きな
)
れたるとおぼし。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
祖父は
着馴
(
きな
)
れぬ
半纏被
(
はんてんぎ
)
に身を
窶
(
やつ
)
して、孫の手を引きながら佐竹ヶ原から
御徒町辺
(
おかちまちあたり
)
の古道具屋を見歩いたが、いずれも
高直
(
たかね
)
で力及ばず、ようよう竹町の路地の角に
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
着馴(きな)の例文をもっと
(4作品)
見る
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
“着”で始まる語句
着
着物
着換
着更
着替
着衣
着流
着附
着手
着座
検索の候補
馴着
手馴着
“着馴”のふりがなが多い著者
三宅花圃
水上滝太郎
谷崎潤一郎
泉鏡花