眼病がんびょう)” の例文
「ああ、そのはなおりっこのない悪性あくせい眼病がんびょうだ。おまえさんたちが、いくら看病かんびょうをしてあげても無効むこうでしょう。」といいました。
木と鳥になった姉妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「よしよし、おまえの目は、もともと生まれつきの眼病がんびょうではない。吹針の蚕婆かいこばばあ、あれの毒針どくばりに目をふかれたためじゃ。わしが一つなおしてやろう」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今の話だと、君の左の眼は、青の色によく感じ、右の眼は赤の色によく感ずる。両方の眼の色に対する感覚がかたよっているんだ。それも一つの眼病がんびょうだよ
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ああ、わたしたちのちからでは、とてもおとうさんの眼病がんびょうをなおすことができない。どうしたらいいだろう。
木と鳥になった姉妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、悪性あくせい眼病がんびょうとみえて、なかなかなおりそうにもおもわれませんでした。
木と鳥になった姉妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)