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真竹
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まだけ
ふりがな文庫
“
真竹
(
まだけ
)” の例文
真竹
(
まだけ
)
、
孟宗
(
もうそう
)
の類は、この地方には十分に成長しません。でも、細い竹のやぶがありまして、春先にはそこから細い竹の子が頭を持ち上げます。
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
落葉
(
らくよう
)
を一パイに沈めた泉水に近く、樫と赤松に囲まれた離れ座敷は、広島風の
能古萱葺
(
のこかやぶき
)
、
網代
(
あじろ
)
の杉天井、
真竹
(
まだけ
)
瓦の四方縁、茶室好みの水口を揃えて、青銅の釣燈籠、高取焼大手水鉢の配りなぞ
名君忠之
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
さて、烏帽子直垂の祭主のみは、
恭
(
うやうや
)
しく笏を構えて、祭壇に向って黙祷を
凝
(
こ
)
らしているが、祭壇の
彼方
(
かなた
)
には、神も、仏も、その
祠
(
ほこら
)
も、社もおわしまさない。ただ一むら、
真竹
(
まだけ
)
の
竹藪
(
たけやぶ
)
があるばかりだ。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“真竹(マダケ)”の解説
マダケ(真竹、学名: Phyllostachys bambusoides)は中国原産とも日本自生とも言われるイネ科マダケ属の竹の一種。別名タケ、ニガタケ(苦竹)、真柄竹など。中国および、日本の本州、四国、九州、沖縄に分布する。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
竹
常用漢字
小1
部首:⽵
6画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮