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真心
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まごゝろ
ふりがな文庫
“
真心
(
まごゝろ
)” の例文
旧字:
眞心
斯の飾りの無い一行の
光景
(
ありさま
)
は、素朴な牛飼の生涯に
克
(
よ
)
く似合つて居たので、順序も無く、礼儀も無く、唯
真心
(
まごゝろ
)
こもる情一つに送られて、静かに山を越えた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
今、僕たちは、久々で会つて、非常に
睦
(
むつま
)
しい話をしてると思つてるんだ。そこで、この先生の
真心
(
まごゝろ
)
が、次第に僕の
傷
(
きずつ
)
いた心を捉へ、僕はまた再び生きる悦びを感じはじめた。
昨今横浜異聞(一幕)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
と路銀まで出しまして、義理を立てぬく母の
真心
(
まごゝろ
)
、
流石
(
さすが
)
の二人も
面目
(
めんぼく
)
なく眼と眼を見合せ
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此の
中
(
うち
)
の介抱は皆お繼が致して遣りますが、女で親の敵を討とうと云う位な
真心
(
まごゝろ
)
な娘でございますから、赤の他人の山之助をば親身の兄を
労
(
いた
)
わるように、寝る目も寝ずに親切に介抱を致します。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“真心”の解説
真心(まごころ)は、偽り・飾りや迷い・疑いなどのない真実の心や気持ちのこと。至誠・誠意。「真心を込める」「真心を尽くす」といったように使われる。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮