眞片隅まかたすみ)” の例文
なんのあとへねずみても、ちつとも差支さしつかへはないのであるが、そのみゝづくがまどはなれて、第一だいいちのいてふへ飛移とびうつつたとおもころ、おなじガラスまどうへの、眞片隅まかたすみ、ほとんど鋭角えいかくをなしたところで、トン
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)