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目隠
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めかく
ふりがな文庫
“
目隠
(
めかく
)” の例文
旧字:
目隱
ことに酒宴の席では古くさいものが面白がられる。たとえばある一人に
目隠
(
めかく
)
しをして
盃
(
さかずき
)
を持たせ
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
入り込みの座敷で食事をする際に
衝立
(
ついたて
)
をもって境を造るのを見ても、借家を二軒並べて建てれば、必ずその間に
目隠
(
めかく
)
しと称する板塀を造るのを見ても、また新たに邸宅をかまえた人が
動物の私有財産
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
目隠
(
めかく
)
しをされているので、忍剣はそばへきた者を見ることができない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
臼挽きてまろく巡りぬ器械より猶あはれなる
目隠
(
めかく
)
しの馬
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
一人の子が
目隠
(
めかく
)
しをして立っていると、その後にいる別の子が、ある簡単な文句で
拍子
(
ひょうし
)
をとって背なかを
叩
(
たた
)
きその手で何本かの指を出して、その数を目隠しの子に当てさせる。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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或いは
目隠
(
めかく
)
しをさせ、もしくは顔を両手で
掩
(
おお
)
わせて、正面に
踞
(
しゃが
)
んだ児を誰さんと、いわせることにしていたかとも思われる。鹿児島県の
田舎
(
いなか
)
などでは、それでこの遊戯をマメエダレとも呼んでいた。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論