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益子
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ましこ
ふりがな文庫
“
益子
(
ましこ
)” の例文
栃木県
益子
(
ましこ
)
の
窯場
(
かまば
)
で長らく
土瓶
(
どびん
)
の
絵附
(
えつけ
)
をしていた皆川マスというお婆さんのことは、既に多くの方々も知ってお
出
(
い
)
での事と思います。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
あるいは
猪鼻
(
いのはな
)
または竹鼻などともあって、岡の端を鼻という方へ持って往ってあるが、自分の知っている
下野
(
しもつけ
)
益子
(
ましこ
)
の西の塙などはきわめて緩傾斜で鼻などはない。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
栃木県のものとしては、
益子
(
ましこ
)
の焼物や、
烏山
(
からすやま
)
の和紙や、
鹿沼
(
かぬま
)
の
帚
(
ほうき
)
をまず挙げねばなりません。それほど仕事は盛であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
下野の方から利根川に合流する鬼怒川と、その東の方、
益子
(
ましこ
)
の脇を通って南流する小貝川とがある。
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
そもそもこの山水土瓶の歴史を顧みますと、北は
相馬
(
そうま
)
、
益子
(
ましこ
)
、中部は
信楽
(
しがらき
)
、
明石
(
あかし
)
、南は
野間
(
のま
)
の
皿山
(
さらやま
)
にも及び、多くの需用があって各地で盛に描かれました。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
▼ もっと見る
しかもその絵に素晴らしいもののあることを、誰も否むことは出来ないでありましょう。
益子
(
ましこ
)
の山水土瓶もこれを立証してくれているものの一つであります。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
浜田が
益子
(
ましこ
)
にいるので、年々幾度か東京との間を往復し、栃木県には親しみが出来た。それに一時は
半井
(
なからい
)
知事がおられたので、県下を旅する機会が更にふえた。
野州の石屋根
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
この記念すべき最初の一個は後年浜田庄司に贈った。きっと今も
益子
(
ましこ
)
の浜田の家に残っている事と思う。
四十年の回想:『民藝四十年』を読んで
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
益
常用漢字
小5
部首:⽫
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“益子”で始まる語句
益子焼