“ましこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
益子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下野の方から利根川に合流する鬼怒川と、その東の方、益子ましこの脇を通って南流する小貝川とがある。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そもそもこの山水土瓶の歴史を顧みますと、北は相馬そうま益子ましこ、中部は信楽しがらき明石あかし、南は野間のま皿山さらやまにも及び、多くの需用があって各地で盛に描かれました。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
しかもその絵に素晴らしいもののあることを、誰も否むことは出来ないでありましょう。益子ましこの山水土瓶もこれを立証してくれているものの一つであります。
益子の絵土瓶 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)