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百川
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ひゃくせん
ふりがな文庫
“
百川
(
ひゃくせん
)” の例文
百川
(
ひゃくせん
)
君は
譚海
(
たんかい
)
の作あり、倶に奇事異聞を記述せるものにて文章の巧妙なる
雕虫吐鳳
(
ちょうちゅうとほう
)
為に
洛陽
(
らくよう
)
の紙価を貴からしめしも、余を以て之を評さしめば
松の操美人の生埋:01 序
(新字新仮名)
/
宇田川文海
(著)
静枝には
海老茶袴
(
えびちゃばかま
)
をはかせて玄関番をさせ、神田小川町の依田
百川
(
ひゃくせん
)
——
学海
(
がくかい
)
翁のところへ漢学をならわせにやるのだった。
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
多恨多情の
八方睨
(
はっぽうにらみ
)
に大方の君子を殺して
黄金
(
こがね
)
の汁を吸取ること
長鯨
(
ちょうげい
)
が
百川
(
ひゃくせん
)
を吸うがごとし。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ト
昨日
(
きのう
)
文三にいじめられた事を、おまけにおまけを
附着
(
つけ
)
てベチャクチャと
饒舌
(
しゃべ
)
り出しては
止度
(
とめど
)
なく、
滔々蕩々
(
とうとうとうとう
)
として勢い
百川
(
ひゃくせん
)
の一時に決した如くで、言損じがなければ
委
(
たる
)
みもなく
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“百”で始まる語句
百合
百姓
百日紅
百
百足
百舌
百年
百舌鳥
百済
百姓家