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白昼
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ひる
ふりがな文庫
“
白昼
(
ひる
)” の例文
旧字:
白晝
一日
(
あるひ
)
夢然、三条の橋を過ぐる時、
一五二
悪
(
あく
)
ぎやく
塚
(
づか
)
の事思ひ出づるより、かの寺
眺
(
なが
)
められて、
白昼
(
ひる
)
ながら物
凄
(
すざま
)
しくありけると、
京
(
みやこ
)
人にかたりしを、そがままにしるしぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
その時よりして
畏気
(
おじけ
)
附き、
白昼
(
ひる
)
は更なり、
夜
(
よ
)
も里方へはいで来らず、をさをさ
油断
(
ゆだん
)
なかりしが。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
其
(
その
)
場合には
矢張
(
やは
)
り一般の
盗賊
(
ぬすびと
)
の如くに、
成
(
なる
)
べく
白昼
(
ひる
)
を避けて夜陰に忍び込み、鶏や米や魚や手当り次第に
攫
(
さら
)
って行く。
其
(
そ
)
の
素捷
(
すばや
)
いことは
所謂
(
いわゆる
)
猿
(
ましら
)
の如くで、容易に
其
(
その
)
影を捕捉することは
能
(
でき
)
ぬ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
新吉は公園の活動写真館の前を歩きながら、今のさき
点
(
つ
)
いたばかりの
白昼
(
ひる
)
のような電燈の光に浮き出て見える群集の顔をじろじろ見ていたが、思い出したようにその眼を活動写真館の看板絵にやった。
女の首
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“白昼”の意味
《名詞》
白昼(はくちゅう)
真昼。日中。
(出典:Wiktionary)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
昼
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
“白昼”で始まる語句
白昼下
白昼夢
白昼間