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白子
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しろこ
ふりがな文庫
“
白子
(
しろこ
)” の例文
日が光る、くわつと暑い空気が淀む、鶏頭が笑ふ……石鹸を剃毛で掻き立てて顔一面に塗りつけると、
白子
(
しろこ
)
のやうに眼ばかり青く光り出す。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
しかしそれらのものよりも、私たちにとって心を惹くものはいわゆる「
伊勢型
(
いせがた
)
」で、如何なるわけか、
白子
(
しろこ
)
でのみ栄えました。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
今年十八で、眉の可愛い、眼の細い下女のお菊は、
白子
(
しろこ
)
屋の奥へ呼ばれた。
主人
(
あるじ
)
の庄三郎は
不在
(
るす
)
で、そこには女房のお常と下女のお久とが坐っていた。
黄八丈の小袖
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
通称は
三右衛門
(
さんえもん
)
である。六
世
(
せい
)
の祖
重光
(
ちょうこう
)
が伊勢国
白子
(
しろこ
)
から江戸に出て、神田佐久間町に
質店
(
しちみせ
)
を開き、屋号を
三河屋
(
みかわや
)
といった。当時の店は弁慶橋であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
鴈
(
かり
)
ゆくかたや
白子
(
しろこ
)
若松 翁
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
▼ もっと見る
トリオイ 三重県
白子
(
しろこ
)
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
白子
(
しろこ
)
屋
庄
(
しやう
)
三郎
妻
(
つま
)
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“白子”で始まる語句
白子屋
白子魚乾
白子干
白子面
白子屋阿熊