“発意”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほつい87.5%
はつい12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可哀そうなのは俊乗で、縛られ地蔵のことも本人の発意ほついでは無し、いわば師匠のわたくしを救うが為に、こんな難儀をして居るのでござります。
半七捕物帳:66 地蔵は踊る (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
誰から別段たのまれたということもなく、まあ自分の発意ほついから仲のい友達同士が道楽半分にやり出した仕事ですから、別に小言こごとの出る心配もなし
そのもっとも力を致したるは勘定奉行かんじょうぶぎょう在職中ざいしょくちゅうにして一身を以て各方面にあたり、横須賀造船所よこすかぞうせんじょ設立せつりつのごとき、この人の発意はついでたるものなり。