“ほつい”の漢字の書き方と例文
語句割合
発意100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょう発意ほついにて山本憲やまもとけん氏にはかり、同氏の塾生として一家を借り受け、これをば梅清処塾ばいせいしょじゅくの分室と称しぬ。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
著書飜訳一切独立また維新前後は私が著書飜訳ほんやくつとめた時代で、その著訳書の由来は福澤全集の緒言ちょげんに記してあるからこれを略しますが、元来がんらい私の著訳は真実私一人の発意ほつい
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
己は即日世間へ出て、その千態万状の間に己の楽を求めようと発意ほついした。先づ己の第一の最愛の友たるお前を回抱くわいはうして別を告げた。次にバルビさんに暇乞をした。それから銀行へ往つた。
復讐 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)