トップ
>
疾
>
はし
ふりがな文庫
“
疾
(
はし
)” の例文
それから役等はB町へ出掛けて安藤巡査に豚の処置を依頼すると、そのまま
自動車
(
くるま
)
で、もうすっかり明け放れたすがすがしい朝の郊外を、H駅まで
疾
(
はし
)
る事になったんです。
とむらい機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
馬車はヴェラクルスへ向けて
疾
(
はし
)
っていた。お客は私と商人のパリロ氏と牧場主のラメツ氏と医師のフェリラ氏とそしてその他に全く得体の知れぬ二人連れの男女が乗っていた。
薔薇の女
(新字新仮名)
/
渡辺温
(著)
何処
(
どこ
)
をどう
疾
(
はし
)
ったのか吉岡には一向に判りませんでしたが、とにかく半時間近くも闇の中を飛ばし続けた片山助役は、と或る野原で自動車を降りると、
自動車
(
くるま
)
は其処へ待たして置いて
とむらい機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
で、仕方なく側の立木へ縛って置いて、驚いている運転手へ彼等だけB町の派出所へ
遣
(
や
)
る様に命じました。そして恰度二人が自動車へ乗った時に松林の向うを
疾
(
はし
)
る汽車の音が聞えて来ると
とむらい機関車
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
疾
常用漢字
中学
部首:⽧
10画
“疾”を含む語句
疾風
疾病
疾走
病疾
口疾
疾患
疾駆
疾風迅雷
疾呼
痔疾
気疾
疾足
疾駈
瘧疾
疾苦
速疾
疫疾
癈疾
疾視
目疾
...