)” の例文
よく似ているからこの「あさにけに」の「けに」を「日に異に」の「に」と同じ意味に解釈しているものもありますが、「食」と「異」はケの乙類と甲類とにわかれていて
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
さうして其後「ヒノ御前奉仕
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「……下なやましも。(イ)この頃」(巻十、一八八九)「……見まくぞ欲しき。(ロ)この頃」(巻十一、二四六四)「(ハ)この頃恋のしげしも」(巻十二、二八七七)「(ニ)に心いぶせし」(同、二九四九)「秋といへば、心ぞいたき。(ホ)異に花になぞへて見まくりかも」(巻二十、四三〇七)。
言語の用語例の推移 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)