「——善信御房は、そういうお考えとすると、御自身の信心も、師の上人の信心も、同じである、一つである、少しも異はないと仰せられるのか」
否、師と弟子のみではなく、他力門の信心は、すべて一つであって、異があってはならぬものと思うのです
生れつきの愚鈍や凡夫では生涯かかってもついにほんとの往生極楽の味はわからずにしまうのじゃないかと思うのです。……で、議論になったわけじゃ……信仰は万人一か異のあるものか。
“異”の意味
《名詞》
(イ) 異なる意見や考え。
(イ) 不思議であること。驚くべきこと。
(こと) 別のもの。差異の有る物。同一ではないもの。
《形容動詞》
(け) (古語)平常や一般ではないさま。特殊だったり奇妙だったりするさま。
(け) (古語)基準となるものに比べて、程度がはなはだしいさま。
(け) (古語)特にすぐれているさま。
(け) (古語)けなげであること。殊勝であるさま。
(け) (古語)温和なさま。柔弱。
(こと) (古語)同一でないさま。別個であるさま。ことなるさま。ことにするさま。
(こと) (古語)並外れているさま。非凡であるさま。
(イ) (古語)妙であるさま。平常と異なっているさま。異な。
(出典:Wiktionary)
《形容動詞》
(出典:Wiktionary)
“異”の解説
異(い)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)