画工アーチスト)” の例文
旧字:畫工
与次郎が、フランスの画工アーチストは、みんなああいう襟飾りを着けるものだと教えてくれた。三四郎は肉汁ソップを吸いながら、まるで兵児帯へこおびの結び目のようだと考えた。そのうち談話がだんだん始まった。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
彼方あちらかどだから、遠く三四郎と真向まむかひになる。折襟をりえりに、はゞの広い黒繻子くろしゆすむすんださきがぱつとひらいて胸一杯いつぱいになつてゐる。与次郎が、仏蘭西の画工アーチストは、みんなあゝ云ふ襟飾えりかざりけるものだと教へて呉れた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)