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生付
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うまれつき
ふりがな文庫
“
生付
(
うまれつき
)” の例文
格別
(
かくべつ
)
に惜まれけれども主税之助は至て
愚智
(
ぐち
)
短才
(
たんさい
)
に在ながら其心は大惡の
生付
(
うまれつき
)
故
(
ゆゑ
)
更
(
さら
)
に取處もなく
切
(
せめ
)
て
半知
(
はんぢ
)
も殘し
賜
(
たま
)
はる樣にと大岡殿
肺肝
(
はいかん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
極
(
ご
)
く人の好い
生付
(
うまれつき
)
の性質と境遇のしからしめた淫奔の習慣とこの二つが混同してお千代は全く女の自衛という事を忘れてしまったのである。
夏すがた
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
不遠慮に何にでも手を触れるのが君の流儀で、口から出かかった詞をも
遠慮勝
(
えんりょがち
)
に
半途
(
はんと
)
で
止
(
や
)
めるのが僕の
生付
(
うまれつき
)
であった。この二人の目の前にある時一人の
女子
(
おなご
)
が現れた。
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死