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珈琲
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カツフエ
ふりがな文庫
“
珈琲
(
カツフエ
)” の例文
ゲエルは、いつもの純金の匙に
珈琲
(
カツフエ
)
の茶碗をかきまはしながら、快活にいろいろの話をしたものです。
河童
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
親切な夫人は朝だけ
其処
(
そこ
)
で取る自分達の食卓を離れずに給仕して下さる。
仏蘭西
(
フランス
)
と違つて英国では朝の食事に
麺麭
(
パン
)
と紅茶又は
珈琲
(
カツフエ
)
の外に
二品
(
ふたしな
)
許
(
ばか
)
りの
魚
(
うを
)
と肉との料理が附く。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
さるをその目の斷えずわが方に注げるをば、われ心に
訝
(
いぶか
)
りぬ。翌朝車の出づべき
期
(
ご
)
に迫りて、われは一盞の
珈琲
(
カツフエ
)
を喫せんために、食堂に下りしに、堂には夫人只一人在りき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
先に
良人
(
をつと
)
に云ひ附けられました
珈琲
(
カツフエ
)
を二つ卓の上へ運んで来ましたギヤルソンに、Sさんは
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
一体に西洋の女が
何故
(
なぜ
)
さう毛が
少
(
すくな
)
いかと云ふと、其れは毛を自然に任せず、
酷
(
ひど
)
くいぢめ
過
(
すぎ
)
るからである事は云ふ迄もあるまい。
濃
(
こい
)
い
珈琲
(
カツフエ
)
を飲むからだと云ふ人のあるのは
点頭
(
うなづ
)
き難い事である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
珈琲
(
カツフエ
)
を煮て持つて来た。
梅原良三郎氏のモンマルトルの画室
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
“珈琲”の意味
《名詞》
コーヒーの漢字表記。
(出典:Wiktionary)
“珈琲(コーヒー)”の解説
コーヒー(nl: koffie ˈkɔfi 、en: coffee)は、コーヒー豆と呼ばれるコーヒーノキの種子を焙煎して砕いた粉末から、湯または水で成分を抽出した飲料である。日本語での漢字表記は「珈琲」。
(出典:Wikipedia)
珈
漢検1級
部首:⽟
9画
琲
漢検1級
部首:⽟
12画
“珈琲”で始まる語句
珈琲店
珈琲茶碗
珈琲屋
珈琲沸
珈琲碗
珈琲卓
珈琲挽
珈琲皿
珈琲碾
珈琲館