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燥
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はし
ふりがな文庫
“
燥
(
はし
)” の例文
皆興奮して、元気よく
燥
(
はし
)
ゃいでいた。——彼は自分の家が気になった。そして咽喉がすぐ乾いた。彼は二度も水を飲むために台所へ立った。
工場細胞
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
燥
(
はし
)
やぎのジム(
飼犬
(
いぬ
)
の名)が人々の後を追ひかけ廻つて
叱
(
しか
)
られたり、子供たちが走つて
転
(
ころ
)
んで
収穫物
(
とりいれもの
)
が笊の中から飛び出して地べたをころ/\ころがりあるいたり、……そんな日には
家中
(
うちぢゆう
)
に愉快な
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
ワンワン鳴るように
燥
(
はし
)
ゃいでいる。私は浅ましく思ってきいていた。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
三味
(
しやみ
)
に
燥
(
はし
)
やぐわがこころ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
然し、そうでない時、俺たちは誰よりも一番
燥
(
はし
)
ゃいで、元気で、ふざけたりするのだ。
独房
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
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お君は昼過ぎになってから、然し急に
燥
(
はし
)
ゃぐことをやめてしまった。
工場細胞
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
燥
常用漢字
中学
部首:⽕
17画
“燥”を含む語句
焦燥
乾燥
燥気
無味乾燥
枯燥
急燥
高燥
燥々
燥立
乾燥無味
燥烈
燥焦
焦燥感
狂燥
空焦燥
遣悶焦燥
燥氣
燥急
焦燥気味
涸燥
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