“高燥”の読み方と例文
読み方割合
こうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
広告には「土地高燥こうそうにして空気新鮮遠く都会の雑沓を離れ、児童の勉学並に健康に適す。汽車並に電車の便あり」
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
都会としては割合に高燥こうそうな土地に、林の中とも言いたいほど樹木の多いところに、青木の新居を見つけた。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
土地は高燥こうそうにして平面、海に面して前にさえぎるものなし、空気清く眺望なり、義塾唯一の資産にして、今これを売ろうとしたらば、むかし御払下おはらいさげの原価五百何十円は
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)