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焦躁
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じ
ふりがな文庫
“
焦躁
(
じ
)” の例文
慌
(
あわ
)
てた
與吉
(
よきち
)
の
手
(
て
)
は
其
(
そ
)
の
軸木
(
ぢくぎ
)
の
先
(
さき
)
から
徒
(
いたづ
)
らに
毛
(
け
)
のやうな
煙
(
けぶり
)
を
立
(
た
)
てるのみであつた。
彼
(
かれ
)
は
焦躁
(
じ
)
れて
卯平
(
うへい
)
の
足
(
あし
)
もとの
灰
(
はひ
)
へ
燐寸
(
マツチ
)
の
箱
(
はこ
)
を
投
(
な
)
げた。
箱
(
はこ
)
はからりと
鳴
(
な
)
つた。
箱
(
はこ
)
の
底
(
そこ
)
はもう
見
(
み
)
えて
居
(
ゐ
)
たのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
“焦躁”の意味
《名詞》
焦 躁(しょうそう 「焦燥」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
いらいらして焦ること。
(出典:Wiktionary)
焦
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
躁
漢検1級
部首:⾜
20画
“焦躁”で始まる語句
焦躁感
焦躁立
焦躁苦悶