“為給(したま)” の例文
旧字:爲給
本尊の阿弥陀様の御顔(おかほ)は暗くて拝め無い、唯(たヾ)招喚(せうくわん)の形(かたち)を為給(したま)ふ右の御手(おて)のみが金色(こんじき)の薄(うす)い光(ひかり)を示(しめ)し給うて居る。貢さんは内陣を出て四畳半の自分の部屋に入(はい)つた。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
「どうです、返事を為給(したま)え」
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)