トップ
>
炳乎
>
へいこ
ふりがな文庫
“
炳乎
(
へいこ
)” の例文
わが
日本民族
(
にほんみんぞく
)
は
靈智
(
れいち
)
靈能
(
れいのう
)
を
有
(
も
)
つてゐる。
炳乎
(
へいこ
)
たる
獨特
(
どくとく
)
の
文化
(
ぶんくわ
)
を
有
(
いう
)
してゐる。
素
(
もと
)
より
拓拔氏
(
たくばつし
)
や
印度人
(
いんどじん
)
やトルコ
人
(
じん
)
の
比
(
ひ
)
ではない。
国語尊重
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
しかし、その君国のために生きんとする、尊き偉大なる精神は、今日もなお
炳乎
(
へいこ
)
として明らかに、儼然として輝いています。
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
これだけはたしかであります、これ以上は証明する事はできないが、これだけは証明する必要もないくらいに
炳乎
(
へいこ
)
として争うべからざる事実であります。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
人類の教師としての孔子の意義が
炳乎
(
へいこ
)
として現われていると言ってよかろう。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
これと同じようにあなた方と云うやはり一箇の団体の意識の内容を検して見るとたとえ一カ月に亘ろうが一年に亘ろうが一カ月には一カ月を
括
(
くく
)
るべき
炳乎
(
へいこ
)
たる意識があり
現代日本の開化
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
炳乎
(
へいこ
)
として明らかに
刻下
(
こくか
)
の我を
照
(
てら
)
しつゝある探照燈のやうなものである。従つて正月が来るたびに、自分は矢張り世間
並
(
なみ
)
に
年齢
(
とし
)
を取つて老い朽ちて行かなければならなくなる。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
燦爛
(
さんらん
)
たる
彩光
(
さいこう
)
は、
炳乎
(
へいこ
)
として昔から現象世界に実在している。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
炳
漢検1級
部首:⽕
9画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“炳”で始まる語句
炳
炳焉
炳吉
炳五
炳文
炳灼
炳然
炳煗
炳現
炳琅