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灾
ふりがな文庫
“灾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さい
33.3%
わざわい
33.3%
わざわひ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さい
(逆引き)
惟
(
こ
)
れ幽明の異趣、
乃
(
すなわ
)
ち
詭怪
(
きかい
)
の多端、之に遇えば人に利あらず、之に遭えば物に害あり。故に
大厲
(
だいれい
)
門に入りて
晋景
(
しんけい
)
歿
(
ぼっ
)
し、
妖豕
(
ようし
)
野
(
の
)
に啼いて
斉襄
(
せいじょう
)
殂
(
そ
)
す。禍を降し妖をなし、
灾
(
さい
)
を興し
薜
(
せつ
)
をなす。
牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
灾(さい)の例文をもっと
(1作品)
見る
わざわい
(逆引き)
『山海経』に崑崙の西に玉山あり
西王母
(
せいおうぼ
)
居る、〈西王その
状
(
かたち
)
人のごとし、豹尾虎歯にして善く嘯く、
蓬髪
(
ほうはつ
)
勝を
戴
(
いただ
)
く、これ天の厲(厲は
灾
(
わざわい
)
なり)および五残(残殺の気なり)を司る〉。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
灾(わざわい)の例文をもっと
(1作品)
見る
わざわひ
(逆引き)
比日
(
このころ
)
天地
(
てんち
)
の
灾
(
わざわひ
)
、常に異なる事有り。思ふに朕が
撫育
(
むいく
)
の
化
(
け
)
、
汝
(
なんぢ
)
百姓に於きて
闕失
(
けつしつ
)
せる所有らむか。今
故
(
ことさら
)
に使者を
発遣
(
ほつけん
)
して
其
(
そ
)
の疾苦を問はしむ。宜しく朕が
意
(
こころ
)
を知るべし。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
灾(わざわひ)の例文をもっと
(1作品)
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灾
部首:⽕
7画
“灾”を含む語句
灾障
申謝風水之灾
“灾”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
南方熊楠
田中貢太郎