“潮沫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しぶき40.0%
しおなわ20.0%
しほなわ20.0%
しほはね20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぞっとするほど冷たい波の潮沫しぶきで驚いて眼を覚ましたコン吉がキョロキョロと、四辺あたりを眺めるところ、どうやら海上の風景が平素に比べてなんとなく単調な趣を呈しているというのは、筏は
しもよりは幾重の波の潮沫しおなわほとばしり上らしむ。8280
わかきがはだ潮沫しほなわ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
或いは「タニグクのさ渡る極み、潮沫しほはねの留る限り」、或いは「タニククのさ渡る極み、かへら(櫂歟)の通ふ極み」、或いは「山彦の答へん極み、タニグクのさ渡る極み」などいう成句がある。