“しほなわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
潮漚50.0%
塩漚12.5%
潮沫12.5%
潮泡12.5%
鹽漚12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潮漚しほなわのとどまるかぎり
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
塩漚しほなわ暗きを聴け。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
わかきがはだ潮沫しほなわ
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
心も無く軒端のきばの松をさびしき庵の友として眺めしほどに、憶ひぞ出でし松山の、浪の景色はさもあらばあれ、世の潮泡しほなわの跡方なく成りまし玉ひし新院の御事胸に浮び来りて
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ゆたかにうかぶ鹽漚しほなわ
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)