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湯呑所
ふりがな文庫
“湯呑所”の読み方と例文
読み方
割合
ゆのみじょ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆのみじょ
(逆引き)
おなじ少年が、しばらくの間に、一度は膝を
跨
(
また
)
ぎ、一度は脇腹を小突き、三度目には腰を蹴つけた。目まぐろしく
湯呑所
(
ゆのみじょ
)
へ通ったのである。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
湯呑所
(
ゆのみじょ
)
には例のむずかしい顔をした、かれらが「
般若
(
はんにゃ
)
」という
綽名
(
あだな
)
を
奉
(
たてまつ
)
った小使がいた。
舎監
(
しゃかん
)
のネイ将軍もいた。当直番に当たった数学の教師もいた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
御岳ののぼり口には、いくつもの小屋や
厩
(
うまや
)
や
湯呑所
(
ゆのみじょ
)
などが
建
(
た
)
っていた。いま山は
紅葉
(
もみじ
)
のまっさかりで、
山腹
(
さんぷく
)
山上
(
さんじょう
)
、ところどころに
鯨幕
(
くじらまく
)
やむらさきだんだら
染
(
ぞめ
)
の
陣幕
(
じんまく
)
が、
樹間
(
じゅかん
)
にひらめいて見える。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
湯呑所(ゆのみじょ)の例文をもっと
(4作品)
見る
湯
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
呑
漢検準1級
部首:⼝
7画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
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田山花袋
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