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湖南
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こなん
ふりがな文庫
“
湖南
(
こなん
)” の例文
むかし
湖南
(
こなん
)
の何とやら
郡邑
(
ぐんゆう
)
に、魚容という名の貧書生がいた。どういうわけか、昔から書生は貧という事にきまっているようである。
竹青
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
燕山楚水
(
えんざんそすい
)
、
蘇浙小観
(
そせつしょうかん
)
、
北清
(
ほくしん
)
見聞録、
長江
(
ちょうこう
)
十年、観光紀游、
征塵録
(
せいじんろく
)
、満洲、
巴蜀
(
はしょく
)
、
湖南
(
こなん
)
、
漢口
(
かんこう
)
、
支那風韻記
(
しなふういんき
)
、支那——
奇遇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それでは、どこがいいだろうかな?
湖南
(
こなん
)
も戦争だ。
大連
(
たいれん
)
はやはり家賃が高い。
幸福な家庭
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
湖南
(
こなん
)
の
浄慈寺
(
じょうじじ
)
に来てわしを尋ねるが宜い、今、わしが
偈
(
げ
)
を云って置くから、覚えているが宜い、
本
(
もと
)
これ
妖蛇
(
ようじゃ
)
婦人に変ず、
西湖
(
せいこ
)
岸上
(
がんじょう
)
婦身
(
ふみ
)
を売る、
汝
(
なんじ
)
慾
(
よく
)
重きに
因
(
よ
)
って
他計
(
たけい
)
に
遭
(
あ
)
う、
難
(
なん
)
有れば
湖南
(
こなん
)
老僧を見よ
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
湖南
(
こなん
)
湖北
(
こほく
)
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
広東
(
かんとん
)
に生れた
孫逸仙等
(
そんいつせんら
)
を除けば、目ぼしい支那の革命家は、——
黄興
(
こうこう
)
、
蔡鍔
(
さいがく
)
、
宋教仁
(
そうきょうじん
)
等はいずれも
湖南
(
こなん
)
に生れている。これは
勿論
(
もちろん
)
曾国藩
(
そうこくはん
)
や
張之洞
(
ちょうしどう
)
の感化にもよったのであろう。
湖南の扇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
持って一時に二人射殺すと言う、
湖南
(
こなん
)
でも評判の悪党だったんだがね。………
湖南の扇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“湖南”の意味
《名詞》
湖南(こなん)
湖の南側。日本では琵琶湖の南側、中国では洞庭湖の南側を指すことが多い。
滋賀県の南東部に位置する市。2004年に市制を施行。湖南市。
中華人民共和国の省の一つ。省都は長沙市。湖南省。
(出典:Wiktionary)
湖
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
南
常用漢字
小2
部首:⼗
9画
“湖南”で始まる語句
湖南省