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淫褻
ふりがな文庫
“淫褻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いんせつ
75.0%
いたずら
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いんせつ
(逆引き)
劇場前に掲げ出される絵看板は、舞台の技芸よりも更に一層奇怪、残忍、
淫褻
(
いんせつ
)
になった。絵看板と同じく脚本の
名題
(
なだい
)
もまたそれに劣らぬ文字が案出されている。
裸体談義
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
試
(
こころみ
)
に思へ、
品蕭
(
ひんせう
)
の如き、
後庭花
(
こうていくわ
)
の如き、
倒澆燭
(
たうげうしよく
)
の如き、
金瓶梅
(
きんぺいばい
)
肉蒲団
(
にくぶとん
)
中の
語彙
(
ごゐ
)
を借りて一篇の小説を作らん時、善くその
淫褻
(
いんせつ
)
俗を
壊
(
やぶ
)
るを看破すべき検閲官の
数
(
すう
)
何人なるかを。(一月三十一日)
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
淫褻(いんせつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
いたずら
(逆引き)
「じゃ、ちッとこうしてい
給
(
たま
)
え。大丈夫だよ、
淫褻
(
いたずら
)
なぞする本田にあらずだ……が、ちょッと……」と何やら小声で云ッて、「……
位
(
ぐら
)
いは宜かろう?」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
淫褻(いたずら)の例文をもっと
(1作品)
見る
淫
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
褻
漢検1級
部首:⾐
17画
“淫”で始まる語句
淫
淫蕩
淫奔
淫売
淫猥
淫婦
淫靡
淫売婦
淫祠
淫逸
検索の候補
鄭狂淫褻
“淫褻”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
永井荷風
芥川竜之介