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消圧
ふりがな文庫
“消圧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けお
75.0%
けを
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けお
(逆引き)
ゴウという凄じい音の時には、それに
消圧
(
けお
)
されて聞えぬが、スウという溜息のような音になると、其が
判然
(
はっきり
)
と手に取るように聞える。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
競立
(
きそいた
)
った馬の
蹄
(
ひづめ
)
の音、サーベルの響、がやがやという話声に
嗄声
(
しゃがれごえ
)
は
消圧
(
けお
)
されて——やれやれ聞えぬと見える。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
消圧(けお)の例文をもっと
(3作品)
見る
けを
(逆引き)
周三は、何と云ふ譯もなく此の音と響とを聞き分けて見やうと思ツて、
熟
(
じつ
)
と耳を澄ましてゐると、其の遠い音と響とを
消圧
(
けを
)
して、近く、邸内の
馬車廻
(
ばしやまはし
)
の
砂利
(
じやり
)
に
軋
(
きし
)
む馬車の
轍
(
わだち
)
の音がする。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
消圧(けを)の例文をもっと
(1作品)
見る
消
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
圧
常用漢字
小5
部首:⼟
5画
“消”で始まる語句
消
消息
消魂
消化
消炭
消耗
消失
消防夫
消光
消滅
“消圧”のふりがなが多い著者
チャールズ・ディケンズ
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
三島霜川
二葉亭四迷