海老ゑび)” の例文
抱せ海老ゑびに掛らるゝ事既に十三度に及び皮肉ひにく切破きれやぶほねくだくるばかりの苦痛くつう堪兼たへがね是非なく無實の罪におちし所此度是なるさい節恐れ多くも松平縫殿頭樣へ御駕籠訴かごそ仕つりしより江戸おもてへ召出され再應さいおうの御吟味ぎんみあづかること有難仕合に私し風情ふぜいの女房が願を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)