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海端
ふりがな文庫
“海端”の読み方と例文
読み方
割合
うみばた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うみばた
(逆引き)
鼠色
(
ねずみいろ
)
の空はどんよりとして、流るる雲も
何
(
なん
)
にもない。なかなか気が
晴々
(
せいせい
)
しないから、
一層
(
いっそ
)
海端
(
うみばた
)
へ行って見ようと思って、さて、ぶらぶら。
星あかり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
二人は南の
海端
(
うみばた
)
へ来ていて、すぐ向うの、一里も潮がひいたかと思える広い
干潟
(
ひがた
)
に、貝を拾う人の姿があちらこちらに見えた。
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
曾良
(
そら
)
は師翁に随伴して加賀国にくる数日前、
越後
(
えちご
)
の
市振
(
いちぶり
)
という
海端
(
うみばた
)
の駅にとまって、測らずも二人の新潟の遊女と同宿した。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
海端(うみばた)の例文をもっと
(11作品)
見る
“海端(海端郷)”の解説
海端郷(ハイドゥアン/かいたん-きょう)は台湾台東県の郷。
(出典:Wikipedia)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“海”で始まる語句
海
海岸
海嘯
海鼠
海苔
海老
海月
海原
海辺
海人
“海端”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
柳田国男
岡本綺堂
泉鏡花
海野十三
山本周五郎