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海参
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なまこ
ふりがな文庫
“
海参
(
なまこ
)” の例文
四大盤といって
東坡肉
(
とうばにく
)
やら
海参
(
なまこ
)
やら
鴿
(
はと
)
のようなものを盛ったのが四色、四点心といってこれは
魚鳥
(
ぎょちょう
)
や豚の肉と野菜とを固めたような料理が四色
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
燕の巣、
鮫
(
さめ
)
の
鰭
(
ひれ
)
、
蒸
(
む
)
した卵、
燻
(
いぶ
)
した鯉、豚の丸煮、
海参
(
なまこ
)
の
羹
(
あつもの
)
、——料理はいくら数へても、到底数へ尽されなかつた。
南京の基督
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
この文を従前難解としたが、
谷川士清
(
たにかわことすが
)
の『
鋸屑譚
(
おがくずばなし
)
』に始めてこれを
釈
(
と
)
いた。ホヤは仙台等の海に多く、科学上魚類に近い物ながら、外見
海参
(
なまこ
)
に酷似す。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
現に日本始め南洋諸地からその種が絶えるまで採って支那へ売り込む
海参
(
なまこ
)
、
東海夫人
(
いか
)
、
鰒
(
あわび
)
は、彼らが人間第一の義務と心得た嗣子を生ましむる事受け合いてふ霊物と確信され
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
“海”で始まる語句
海
海岸
海嘯
海鼠
海苔
海老
海月
海原
海辺
海人