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洞窟
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いわや
ふりがな文庫
“
洞窟
(
いわや
)” の例文
洞窟
(
いわや
)
の中は寒かった。氷のような冷たいものがひしひしと肌に
逼
(
せま
)
って来る。洞窟の中は薄暗かった。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
口
(
くち
)
にこそ
出
(
だ
)
しませんが、
私
(
わたくし
)
は
心
(
こころ
)
でそう
思
(
おも
)
って、
会釈
(
えしゃく
)
して
洞窟
(
いわや
)
の
内部
(
なか
)
へ
歩
(
あゆ
)
み
入
(
い
)
りますと、
早
(
はや
)
くもそれと
察
(
さっ
)
して
奥
(
おく
)
の
方
(
かた
)
からお
出
(
で
)
ましになられたのは、
私
(
わたくし
)
が
年来
(
ねんらい
)
お
慕
(
した
)
い
申
(
もう
)
していた
弟橘姫様
(
おとたちばなひめさま
)
でございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
洞窟
(
いわや
)
の生活には昼夜がなかった。そうして四季の推移さえなかった。いつも薄暗く涼しかった。仕事に
疲労
(
つか
)
れると月子は寝た。寝る前にきっと水を浴びた。石槽の水を浴びるのであった。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
眼の前に
展開
(
ひら
)
かれた
洞窟
(
いわや
)
の
態
(
さま
)
は別に奇もなく不思議もない。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“洞窟”の解説
洞窟(どうくつ、en: cave, grotto, cavern)とは、地中にある一定の大きさの空間。洞穴(どうけつ、ほらあな)とも言う。一般には地下空間のうち人間が入ることが可能なものをいい、洞口の長径が奥行きよりも小さければ洞長2m程度でも洞窟と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
洞
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
窟
常用漢字
中学
部首:⽳
13画
“洞窟”で始まる語句
洞窟内
洞窟生活