“決着”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けつちやく50.0%
きまり25.0%
けっちゃく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤色ふぢいろ薔薇ばらの花、決着けつちやくの惡い藤色ふぢいろ薔薇ばらの花、波にあたつて枯れ凋んだが、その酸化さんくわしたはだをばなるたけ高く賣らうとしてゐる、僞善ぎぜんの花よ、無言むごんの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
日柄は仏滅さだん。六曜星が仏滅でこれは万大よろず凶を示しているが、十二直の定はすべて決着きまりをつくるに吉とある。
「ねえ、仙波さん、決着けっちゃくのところ、私にどうしろというんです。うるさいいざこざはぬきにして、あっさりそこだけを伺おうじゃないか」
顎十郎捕物帳:10 野伏大名 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)