おぬし)” の例文
おぬし堪忍かんにんならん! はれやれ、おぬし來賓中らいひんちゅう大鬪爭おほげんくわおこさせうぞよ! 大騷動おほさうどう爲出來しでかさうわい! えゝ、おぬしのやうなのが、その!
「松公、おぬしは放生の亀の話を知っておるか」
放生津物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
チッバ やア、下司げす下郎げらう敵手あひてにしておぬしけんかうでな? ベンヺーリオー、こちをけ、いのちってくれう。
カピ長 はて、堪忍かんにんせにゃなりませぬ。これさ、どうしたもの! せにゃならぬといふに。これさ/\、こゝの主長あるじ乃公おれではいか? おぬしか? さゝゝ。