)” の例文
のみならずべ紙の左はしに、何やら、べっとりと油じみたみのあとがありましたので、試みにその匂いを嗅いでみると、これが浅ましい事にはあまり上等でない梅花香のみでした。
水薬すゐやくみしつくゑ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)