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気魂
ふりがな文庫
“気魂”の読み方と例文
旧字:
氣魂
読み方
割合
きこん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きこん
(逆引き)
故に、一兵一兵を
視
(
み
)
てゆく眼ざしにも、
悽愴
(
せいそう
)
の気に近い光があったにちがいない。
総帥
(
そうすい
)
たる人のその
気魂
(
きこん
)
は当然また全軍の兵気に
映
(
うつ
)
らずにいない。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
孤独を訴える坤竜丸の
気魂
(
きこん
)
であろうか。栄三郎のうしろ姿には一
抹
(
まつ
)
のさびしさが蚊ばしらのように立ち迷って見えた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
長官の
梁中書
(
りょうちゅうしょ
)
は、それを一読するや、顔の色を失ってしまった。
気魂
(
きこん
)
、おののきふるえて、
天外
(
そら
)
に飛ぶの
態
(
てい
)
だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気魂(きこん)の例文をもっと
(3作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
“気”で始まる語句
気
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気遣
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