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毒茸
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どくたけ
ふりがな文庫
“
毒茸
(
どくたけ
)” の例文
紺碧
(
こんぺき
)
の海に対し、渚にはまるで
毒茸
(
どくたけ
)
の
園生
(
そのう
)
のように、強烈な色彩をもったシーショアパラソル、そして、テントが
処
(
ところ
)
せまきまでにぶちまかれる。
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
此方
(
こなた
)
の建物の窓、池のほとり、或は数人、十数人、
毒茸
(
どくたけ
)
の群がり生えた様に、赤、黄、青、色とりどりの楽隊さんが、ジンタジンタと、その音も懐しき
廃頽
(
はいたい
)
の曲を、空にも響けと合奏しているのだ。
地獄風景
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
山伏の
言
(
ことば
)
につれ、
件
(
くだん
)
の
毒茸
(
どくたけ
)
が、二の松を押す時である。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
毒茸
(
どくたけ
)
のあとには毒茸しか
生
(
な
)
らない。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
世代
(
せだい
)
の
毒茸
(
どくたけ
)
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“毒茸”の意味
《名詞:どくきのこ》
有毒の茸。どくたけ。
(出典:Wiktionary)
毒
常用漢字
小5
部首:⽏
8画
茸
漢検準1級
部首:⾋
9画
“毒”で始まる語句
毒
毒蛇
毒瓦斯
毒気
毒々
毒舌
毒口
毒吐
毒蛾
毒草