武夫たけお)” の例文
たけちゃん、きみは、まち文房具屋ぶんぼうぐやにあるおもちゃをた?」と、正吉しょうきちは、そのときぼんやりとして、ならんでいた武夫たけおきました。
空にわく金色の雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「もっと、自分じぶんをたいせつにしなければ、いい選手せんしゅなんかになれないと、先生せんせいもいっていたよ。」と、武夫たけおはありのままをつげました。
空にわく金色の雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
つぎの昼間ひるま、また二人ふたりは、このはらっぱへきました。武夫たけおがわざと三輪車りんしゃはしるのを、正吉しょうきちはそれと競走きょうそうしようとして、素足すあしはしりました。
空にわく金色の雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
先生せんせいこまをまわすことは、わるいことですか。」と、武夫たけおが、こんど先生せんせいかおながら、ふしぎそうにたずねたのです。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ああ、きょうは、かえりがおそくなったね。ぼくおうちへかえって、きっと、おかあさんにしかられるだろう。」と、武夫たけおは、しんぱいしました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ジョン、ジョン。」と、善吉ぜんきちが、びました。ジョンはかけてきました。そばには、武夫たけおのほかにしん一もいました。
赤土へくる子供たち (新字新仮名) / 小川未明(著)