“正眼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まさめ57.9%
せいがん36.8%
まさみ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和魂にぎみたま荒魂あらみたま兼ねそなわる健全な人の姿を今の正眼まさめよとも言い、あの歌に耳を傾けよとも言って、そこにいる弟子でしの弟子たちを励ますかのようにも見えた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
二人は正眼せいがんに構えたまま、どちらからも最初にしかけずに居りました。その内に多門はすきを見たのか、数馬のめんを取ろうと致しました。
三右衛門の罪 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
おそれ正眼まさみに見つゝ語りなむ。
歌よ、ねがふは (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)