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うたことば
ふりがな文庫
“
歌詞
(
うたことば
)” の例文
その
歌詞
(
うたことば
)
を耳に聞いていた時である、武蔵の眼は、太鼓の座に、太鼓をたたいている
舎人
(
とねり
)
の手をじっと見ていたが
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
学生はしばらく
沈思
(
ちんし
)
せり。その間に「
年波
(
としなみ
)
」、「八重の
潮路
(
しおじ
)
」、「
渡守
(
わたしもり
)
」、「心なるらん」などの
歌詞
(
うたことば
)
はきれぎれに
打誦
(
うちずん
)
ぜられき。
渠
(
かれ
)
はおのれの名歌を
忘却
(
ぼうきゃく
)
したるなり。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
五座の
神楽
(
かぐら
)
は、
人長
(
ひとおさ
)
の
歌詞
(
うたことば
)
から始まって、いつのまにか
舞人
(
まいて
)
も入れ代っている。大まかな岩戸神楽もすすみ、
荒尊
(
あらみこと
)
の
鉾
(
ほこ
)
の舞につれて、早拍子の笛がさけび、鈴がりんりんと振り鳴らされた。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おおらかに舞いうごかして——「神あそび」の
歌詞
(
うたことば
)
を
謡
(
うた
)
っていた。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“歌詞”の解説
歌詞(かし、en: lyrics)は、歌に伴う言葉のことである。
音楽においては、歌謡曲、歌曲、歌劇などの言葉・文句などを指している。その他にも、和歌に用いられている言葉のことも指すことがある。
民謡など、特定の国や地域において、主に口承によって伝わってきた伝統的な民族音楽では、歌のみで楽器は加わらないことも多い。
(出典:Wikipedia)
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
詞
常用漢字
小6
部首:⾔
12画
“歌”で始まる語句
歌
歌留多
歌舞伎
歌麿
歌妓
歌人
歌劇
歌舞伎座
歌曲
歌沢